スクデット10連覇を目指すユベントス、今季の接戦は奇しくも10年前と同じ戦績に
2021/01/26
China Daily
「新型コロナウイルスによる影響下でプレーする今シーズンは、予想しにくいものになるだろう」と伝えている。
“予想しにくかった”2010/11シーズンはミランに就任したばかりのマッシミリアーノ・アッレグリが、後半戦も同じペースで勝ち点を積み重ね、最終的に「82」点を獲得しスクデットを奪取した。
ユベントスは前半戦を7位で折り返したが、勝ち点を伸ばせず「58」に留まり、7位で終戦。
UEFA主催の大会を逃す屈辱のシーズンとなったのを記憶しているユベンティーノも少なくないはずだ。
当時、現役だったピルロはミランでスクデットを獲得後、翌2011/12シーズンにビアンコネーリに移籍。
加入初年度にスクデットをユベントスにもたらし、現在までつづく連覇を築く“礎”を築いている。
監督初年度となるピルロは、10年前のようにクラブにスクデットをもたらすことができるか。
獲得することができれば、マエストロ(ピルロの愛称)の名で称賛された現役時代同様、監督としても美しい物語を紡ぎ始めることができそうだ。