The Mirror

――あなたの古巣ユベントスとは今シーズン、最低でも1回の対戦が控えています。どのような心持ちで臨むのでしょうか。

「対戦相手として臨むよ。当然だ。ピッチ上ではライバルだけど、離れたら友達だということに変わりはないよ」

「ユベントスのファンとは良好な関係を築いていた。彼らのことを現在でもリスペクトしているよ。早くスタジアムにファンが戻って来ることを願っている」

「でも、これからはミランのファンのために戦わなければならない。過去をふり返るのは好きじゃないんだ。ミランのことだけを考えている」

――ユベントスで最後に指導したマウリツィオ・サッリとはどのような関係だったのでしょうか。

「そのことは私ではなく、彼に聞いて欲しい。繰り返すが、過去をふり返るのは好きじゃないんだ」

――では「ユベントスがあなたを手放したのは失敗だった」そのことを証明するためにセリエAに復帰を決めたのでしょうか。

「それはない。ミランから電話があったときは嬉しかったからだ。そのときに、ロッソネロの期待に応えることだけを考えた」

「ほかのクラブのことは気にしなかった。ミランと自分のことだけに集中するよ。そして、チームのためにベストを尽くすつもりだ」

――ミランとの交渉はいつ頃に始まったのでしょうか。

「いつかは言えない」