ディ・リービオが「ピルロ・ユベントス」に助言! 「間違いを許容する必要がある」
2020/12/27
Padova Sport
――試合を裁いたフェデリコ・ラ・ペンナ主審には多くの論争がありましたね。アンジェロはどのように考えていますか?
「それについて話すのは無意味だよ。彼が間違っていることもあれば、そうでないこともあるからね」
「現在はVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)がある。それでも論争が消えることはないじゃないか」
「我々の時代から審判は何をすべきか、すべきでないかは明確ではないね。主審だってすべての試合に間違いがあると思うがね」
「ユベントスならば、これらのことに執着するべきではないよ。主審もチームも間違いを犯した。それだけだよ」
――今シーズンのユベントスは浮き沈みが激しいですね。継続性をみつけるために何が欠けているのでしょうか。
「パフォーマンスは毎試合向上しているよ。ただ、フィオレンティーナ戦の敗北は必要なかった。顔を下げる必要はないよ」
「カンピオナートはまだ長い。ミスを犯さずに進むべき道に戻るには謙虚な姿勢で物事を受け入れる必要があるんだ」
「シーズンの引き分けの多さは、監督が交代した状況下では起こりうることだよ。大騒ぎするほどのことではない」
――クラブはピルロにチームを託しました。それは正しいことだったのでしょうか。
「新人に監督を任せる場合、間違いを許容する必要があるんだ。たとえば私は現役時代、フィオレンティーナで(ロベルト・)マンチーニの監督デビューに立ち会えた」
「彼とは友人だったけど、『自分らしさ』を提示していたよ。素晴らしい監督になることは分かっていた。あのときのヴィオラも、現在のユベントス同様に若いチームだった」