Times of India

C・ロナウドを起用するかは、まだ決めていない

ユベントスは日本時間8月2日早朝にセリエA最終節のローマ戦を迎える。

試合前の記者会見にて、サッリ監督が、リヨン戦を見越した上での今節先発メンバーについて述べたことをイタリアメディア『TUTTO SPORT』が31日に報じた。

「明日の試合は、このリーグ戦において（順位的な意味で）気にすることが何もない2つのチームが対戦する試合となるね。だから、これが頭の中を空っぽにさせ、心を自由に解放させることで、スペクタクルな試合が見られることになるかもしれない」

「先発メンバー？今日と明朝の状態を判断して決めるつもりだ。休む必要がある者は休むだろうし、プレーできる者は出場する。それだけだ」

続けて記者からの「リヨン戦を見越して、メンバーを休ませるか、それとも試合勘を鈍らせないために、疲労覚悟で出場させるか」の質問に応じた。

「これについては、1ヶ月前にも話したことだ。どちらが良いかは分からないよ。どのチームにとっても異常な状況となっているイベントに我々は立ち向かうことに変わりはないんだ」

「それぞれのチームにそれぞれの長所や短所があるだろうし、ここでは非常に優れた適応性が必要となる。つまり、最も巧く適応できるチームこそが最も良い結果が出せるはずだ」

「今は、リヨンとの試合を準備できる方法はない。選手たちのメンタルコンディションは、明日の試合とリヨン戦とでは全く違うものとなるはずだからね」

「現在チームは、まだリーグ優勝した余韻に浸った状態にある。その一方で、1週間後には非常に重要な試合をしに行かなくてはならないから、それまでに気合を入れ直し、可能な限りのメンタルエネルギーを取り戻さなくてはならない」