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それは、イタリアフットボール連盟（FIGC）のガブリエーレ・グラビーナ会長が、昨年5月に同紙のフォーラムで提案したプレーオフによるスクデットの決定を基にした案だ。

同紙によると、グラビーナ会長は昨年、10チーム毎にプレーオフ・プレーアウトを行う形で最終的な順位を決定する考えを示していたという。

そこで『Corriere dello Sport』は、より短い期間で順位決定をするために「ランキングの上位4チームと下位の4チームで、それぞれスクデットと降格を争うプレーオフを行う」と示唆。

例えばスクデット争いなら、「ユベントス、ラツィオ、インテル、アタランタが参加。それぞれ上位チームのホームで1位と4位、2位と3位が対戦し、ファイナリストを決める」というものだ。

もちろん同紙は、これが仮説の域を出ないものとしているが、限られた時間の中で最もバランスの取れた方法が必要になるだろう。

日々変わりゆく状況の中で、今季のセリエAは今後どのような展開を見せるのか。これからの「決定」に周囲の視線が向けられている。