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カピターノ復帰がチームに変化を与えるか？

思いのほか苦戦を強いられているマウリツィオ・サッリ監督のユベントスに対し、ビアンコネーリの一部のティフォージからは批判の声が上がっている。

その不穏な空気を取り払うべく、ユベントスで主将を務めるDFジョルジョ・キエッリーニは、公式戦への復帰を目指し、日々トレーニングに励んでいる。

“ヴェッキア・シニョーラ”（ユベントスの愛称）の背番号「3」は、右ひざ前十字靭帯の負傷により4カ月半の戦線離脱を強いられた。

そして先週、久しぶりに全体トレーニングに参加した同選手は、日を追うごとに完全復活への道を歩んでいる。

現地時間12日に行われた練習で同選手は、ユベントスの下部組織の選手たちを含む混合チームに加わり、キゾラとのトレーニングマッチに20分間出場したという。

試合形式のトレーニングをこなし、公式戦へのリターンを見据えるカピターノ。復帰時期は2月下旬から3月上旬と伝えられる。

またイタリア『MEDIASET』は同日、ユベントスが同選手の復帰に先駆け、2020年6月末をもって満了を迎える契約を1年間延長する方向で動いていることを報じた。

ビアンコネーリの8連覇達成を最前線に立って戦い抜いてきたキエッリーニ。彼の存在はイタリア王者においても絶大だ。

そんな同選手の復活がチームにとって好調を取り戻すきっかけとなり、さらなる成熟に繋がることを期待したい。