気を引き締めるようチームに促す

先週の金曜日に行われたチャンピオンズリーグ準々決勝の組み合わせ抽選にて次なる対戦相手がASモナコとなったことに関し、ユベントスからネドベドやビダルがコメントを残していたが、エースであるカルロス・テベスも、ジェノア戦後、これに関する記者の質問に答えたようだ。『SKY Sports』が報じている。

「個人的には、モナコよりもバルセロナやレアルの方が気持ちの面で良かった。周りは、まるでユベントスが既にベスト4進出を決めているかのように言っているみたいだけど、この舞台でそう簡単にはいかないものだ。」

「全ての試合が難しい。それは、オリンピアコスを相手にした時に既に僕らが学んだことだ。モナコは非常に強力な対戦相手だよ。完璧な準備が行えなかったら、あっさりと僕らは退いてしまうだろうね。」

ビダルやネドベドと同様、ASモナコを危険な存在と捉えているようだ。

振り返れば、グループステージが始まる前、ユベントスが所属していたグループAを突破することは難しくないだろうとみられていた。しかし、蓋を開けてみると、ユベントスはマルメとの初戦（2-0）を戦った後、アトレティコ・マドリード戦とオリンピアコス戦でそれぞれ1-0の敗戦を喫して窮地に立たされている。結局は、意地をみせたユベントスが決勝トーナメントに進出したものの、突破に苦しんだのは確かだろう。テベスの話すとおり、相手がどこであろうと十分な準備をしなければ苦しむことになるはずだ。