ユベントスとサッスオーロが共同保有するイタリア代表FWシモーネ・ザザ（23歳）に関して、ユベントスとサッスオーロが、既にクラブ間で合意した可能性が浮上している。移籍マーケット専門メディア『CalcioMercato.com』が報じた。

報道によると、冬季マーケットより両クラブが移籍に向けて話し合っていたと噂されていたが、ついにザザがサッスオーロからユベントスへ移籍することで合意。同メディアによると、今シーズン終了後に4年契約でサインすることになるだろうとしている。なお、ユベントスがサッスオーロに支払う移籍金は、両クラブ間の取り決め通り1500万ユーロとみられ、ザザには年棒およそ300万ユーロ（ボーナス込み）が支払われることになるのではないかと伝えた。

具体的な報道内容であるが、信憑性はいかに。
なお、昨年の6月までであれば、ユベントスは750万ユーロでザザを獲得できたものの、ユベントスがそのクラブ間の取り決めを行使することはなかった。その後、両クラブ間では今年の6月までであれば1500万ユーロで獲得可能だという内容に変更。それをユベントスが行使しなければ1800万ユーロまで引き上げられることになっている（来年6月末まで）。

今季21試合に出場し8得点を決めているザザ。アントニオ・コンテ監督率いるイタリア代表にも召集されており、イタリア国内のみならず、世界レベルのストライカーとして順調に成長している。1800万ユーロに条件が引き上げられる前に、ユベントスが手を打っておくのも無理はないだろう。新たな情報を待ってみよう。