The National

「クラブは誰かを手放せば、誰かを獲得する」

トッテナム・ホットスパーのMFクリスティアン・エリクセン（27）は、多数ビッグクラブから熱視線をおくられている才能だ。

選手の能力以上に注目を集めているのは、今シーズン終了後にクラブとの契約が満了を迎えることだろう。

スパーズ（トッテナムの愛称）としては、来夏にフリーで移籍させるのならば、今冬のメルカートで「現金」にしたいはずだ。

イギリスメディア『Sky Sport』は26日、チームを率いるジョゼ・モウリーニョのコメントを伝えている。

移籍市場について問われたポルトガル人指揮官は「メルカート？ 私は現在のチームが好きだ」

「このチームを率いて5週間ほどだが、巧く噛み合っている」と現在のチーム状態に満足しているようだ。

つづけて「クラブは誰かを手放せば、誰かを獲得する。そういうものだ。私からメルカートについて何もいうことはない」

「メルカートには時間が必要なんだ」と、これまで培ってきた経験を加味したコメントを口にした。

多数メディアは、「ファビオ・パラーティチCFO（チーフ・フットボール・オフィサー）がエリクセンのフリー移籍実現へ動いている」と主張する。

レアル・マドリー、パリ・サンジェルマン、バイエルン・ミュンヘン、インテルなどが獲得を狙うデンマーク代表MFの「獲得劇」は、どのような結末を迎えるのだろうか。