イグアイン、ユベントスを救うドッピエッタ! ディバラのダメ押し弾で無敗をキープ
殊勲のドッピエッタ!
後半に入ってもユベントスは悪い流れを断ち切れない。49分にはデ・リフトが肩を負傷し、倒れ込む。
だが、20歳のオランダ代表DFは出場を訴え、痛みで顔を歪めながらもピッチに戻る強さをみせる。
しかし、試合の主導権を握っていたアタランタは56分、左サイドを突破しクロス。このボールをヘディングで押し込みネットを揺らす。
ユベントスにとって与えたくなかった先制点を許してしまう。この状況にマウリツィオ・サッリが即座に動く。
MFロドリゴ・ベンタンクールを下げWGドウグラス・コスタを投入し、攻撃的なシステムに変更する。
すると67分、ディバラが勇猛果敢にドリブルを仕掛け、PA内に侵入。だが、アタランタも集中を切らさずブロックする。
アタランタが主導権を握るも、左サイドにポジションをとるコスタを起点にユベントスが巻き返しを図る。
サッリの思惑が的中したのは74分、RSBファン・クアドラードが持ち込むと中央に絞ったコスタを経由し、ディバラへ。
ラ・ホヤ(ディバラの愛称)がブロックされるもクリアボールがラムジーに当たり、ころがったボールをイグアインが押し込み試合をふりだしに戻す。
さらに畳みかけるビアンコネーリは83分、ディバラからクアドラードへ渡り中央へ丁寧に折り返す。
このボールをまたしてもイグアインが蹴り込み、逆転に成功する。
この「大逆転」に試合開始から元気のなかったチームに活気が戻ると、その後はアタランタを抑え込む。
するとディバラの試合を決めるテクニカルなゴールも決まり、今シーズン無敗をキープした。
苦しい試合を勝ちきったユベントスは、意気揚々とUEFAチャンピオンズリーグ(CL)アトレティコ・マドリード戦に向かう。
▼試合結果
アタランタ 1-3 ユベントス
▼得点者
ロビン・ゴセンス 56’
ゴンサロ・イグアイン 74’
ゴンサロ・イグアイン 82’
パウロ・ディバラ 92’
著者:J-JOURNAL 山口 努
コメント
ピャニッチがほぼ完全に消されてる中でイグアインの動きはかなり効いてたけど、個人的MOMはデリフト 相手がサパタだったら分からなかったが、今日は完璧に抑えてた 素晴らしい出来 ジャンもいい仕事してたしやっぱりこういう当たり強い相手にビルドアップ試みるにはどうしてもフィジカル強い人必須だと思う
守備で構えた時にクアドラードが内に絞った所の外側を効果的に使われることが多いけど、これはコンパクトにしてる分仕方ないのかな
次アトレティコだけど一位通過決めたい中でチーム全体の消耗具合が気になる ちょっと怪我人多いし
いやーイグアイン絞ったねえ。
いろいろしこりが残る試合ではあったけど決めてほしい2人が決めてくれた。ガチガチに守られている時間は課題だけど、終盤で攻撃に集中したのが相手の隙を見事についたね。サッリの試合プランの勝利
色々あった試合だったが前線の鋭さが素晴らしかった。
各自代表明けということで動きが重い中よく戦った。
北川氏は嫌いじゃないが余計な話が多すぎて試合が入ってこないなぁ