年内最後のリーグ戦、カリアリに3-1で勝利し首位をキープ(ハイライト)
2014/12/19
年内最後のリーグ戦であったアウェイでのカリアリ戦。ユベントスはこの試合を3-1で勝利し、ウィンターブレイクを前にひとまず首位キープを決めた。なお、2位ローマの試合は日本時間明日4:45キックオフで行われ、ホームでミランと対戦することとなっている。
先制はユベントス。試合開始直後の3分であった。
右サイドで構えていたビダルがペナルティエリアにクロスを送ると、攻撃に参加していたキエッリーニがこれに反応。カリアリGKクラーニョが弾いたボールに対し、前に詰め寄っていたテベスが押し込み幸先よく試合をスタートさせる。
その後も積極的に追加点を奪いにいったユベントスは、15分に点差を離すことに成功する。
前線にドリブルを仕掛けるテベスが左サイドを走るエヴラにパスを送ると、エヴラがグラウンダークロス。クロスはペナルティエリア内の選手に上手く繋がらなかったものの、カリアリディフェンスのクリアボールをペナルティエリアの外で待ち構えていたビダルがダイレクトシュート。狙いすましたシュートは反応出来なかったGKクラーニョの右を抜けゴールに入った。
前半カリアリのパス回しやドリブルなどに苦しむ場面も見受けられたものの、DFオグボンナの集中した守りとディフェンス陣の連携などでゴールを奪われることなく2-0で前半を折り返す。
3点目を奪ったのは後半開始直後の50分。先発出場していたジョレンテが決めた。
ピルロが右サイドのリヒトシュタイナーのパスをダイレクトで前線に送ると、カリアリのディフェンスラインにポジショニングしていたジョレンテがボール上手く体に引き寄せながらゴールに近づき、最後はワンタッチで反転して左足でシュート。シュートはGKクラーニョの右手に当たるもそのままゴールに入っていった。
3-0で試合の行方もみえてきていたところでカリアリに得点されたのは65分。
カリアリに右サイドでFKを与えてしまうとキッカーのアンドレア・コッスがクロス。これをCBのルカ・ロッセティーニが頭で合わせると、ゴールを左に強烈に決まった。
73分にジョレンテをモラタに交代。また85分には出場機会が要因で去就問題が騒がれているジョビンコも出場している。フィオレンティーナ戦、サンプドリア戦でドローを喫し、課題がみえていたユベントスであったが、この試合においては本来の力を出し、攻守両面でクオリティを発揮して勝利を挙げた。未消化のローマの試合を前に首位維持を決め、22日に行われるドーハでのスーペル・コッパ・イタリアに備える。
category:
メイン