勢い維持したいユーベ、敵地でスコアレスドロー
2014/12/06
本日行われたセリエA第14節となるフィオレンティーナ戦。
チャンピオンズリーグとセリエAで7連勝中であったが、結果はスコアレスドロー。次戦のアトレティコ・マドリードとの試合に向けてなんとか勢い付けたいところであった。
試合前にイタリアメディアが予想していたとおりアッレグリ監督は3-5-2を採用。前線にコマンとジョレンテが置かれた。
試合は終始どっちつかずの展開。フィオレンティーナは守備に人数を割き、プレスを強めてカウンターでチャンスを作り出そうとしていた。対するユベントスは、中盤でパスをつないでチャンスを生み出そうと試みるものの、しっかりとした守りの中でなかなか前線につなぐことが出来なかったといえよう。チャンスを伺ってパスをつなごうとするも中盤止まりだったというべきか。
この試合、ポグバが試合を通して積極的にシュートを打っていったり、カウンターからポグバが一気にドリブル突破で攻め込むなど、全体的に攻撃にはポグバが絡んでいた印象だ。また、前線で先発出場していたコマンが繊細でスピードあるドリブルからチャンスメイクを試みるなど、惜しいシーンは何度かあった。
一方のフィオレンティーナには、カウンターから何度か数的有利な場面を作られたほか、セットプレーの流れからグアドラードに強烈なミドルシュートを放たれたりなどヒヤっとするシーンも見受けられたものの、ディフェンス面は質の高さを発揮していたといえるだろう。
なんとか勝利して、次戦となるチャンピオンズリーグ・グループステージ突破をかけたアトレティコ・マドリード戦に勢いをもっていきたかったところであるが、少々失速してしまったのは否めない。選手の温存とこの試合の選手層の問題からシステム変更などを図ったと思われるが、0-0の結果はもったいないなかったというべきだろう。アトレティコ・マドリードとの一戦では、この試合を勝利につなげてもらいたい。
(Photo:『Juventus.com』より)
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