リヒトシュタイナー延長交渉の行方は。そして新たな噂も
2014/12/03
今季終了時点でユベントスとの契約満了を迎えるリヒトシュタイナーには、今季開幕してから様々な可能性が取り上げられている。今季より代理人含め、クラブと交渉しているとみられているものの、希望する年棒の折り合いがつかず交渉は難航しているとみられていた。それにより、冬季マーケットにおいて移籍する噂が浮上。これまでPSGやアーセナル、そしてライバルであるローマからの関心が伝えられている。
その後、一時は契約延長に向けて前向きな交渉が始まったとも報道されていたものの、本日『SKY Sports』の記者ジャンルカ・ディ・マルツィオ氏は、自身のウェブサイトにてリヒトシュタイナーの交渉は難航を極めている上、クラブが放出を検討し始めている可能性を伝えている。同氏によると、リヒトシュタイナーサイドの希望する300万ユーロという年棒が、30歳という年齢を考慮すると計画外の金額であるとのことだ。やはりユベントスが折れることはなかったのだろう。
また、同氏はリヒトシュタイナーが冬季マーケットにて退団することを想定し、右SBのポジションの新たな補強案を挙げている可能性を報じている。
伝えるところによると、ユベントスはポルトの右SBであるダニーロ(23歳)の獲得に向け1000万ユーロの移籍金を用意しているほか、ダニーロの年棒はおよそ相場で200万ユーロとのことで、リヒトシュタイナーよりも出費を抑えることが出来るだろうとしている。しかし、ポルトとしてはダニーロを退団させたくない意向のようであり、獲得の交渉は簡単ではないだろうとみられている。
これまで、何度も報じてきたリヒトシュタイナーの契約延長に関する情報。それにより可能性も二転三転している。冬季マーケットまで間もなくであるが、ひとまず様子を伺っていく必要があるだろう。
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