現在、ギリシャスーパーリーグに所属するＯＦＩクレタの指揮官を務めるジェンナーロ・ガットゥーゾ。ガットゥーゾは、今夜ユベントスが迎えるオリンピアコス戦に関して、『Tutto Sport』に対して自身の見解を述べたようだ。なお、ガットゥーゾはオリンピアコスよりもユベントスの方が強いと考えているようだ。
「ミチェル（監督）は勝利するためにプレーするのだと言った。そして彼らは本当にそうしてくるのだろう。オリンピアコスは昔と比べ新たな勝利へのメンタリティを手にしたと言っていい。ミチェルはこの２年間でオリンピアコスの姿を変化させたよ。もはや“ギリシャのクラブ”ではなくなっている。彼は非常に頭の良い監督で、スペインの哲学を吹き込んだのだろうね。攻撃的なサッカーを好む。ボールを保持し、テンポの良いサッカーだよ。」
「ただ、私は前にも述べたが、ユベントスの方が強い。恐らくオリンピアコスよりも少しばかり強いチームなはずだ。彼らはアテネですでにオリンピアコスよりも強いことを示している。しかし、ＧＫ（ロベルト）の前に運が悪かったと言うべきだ。」
「ユベントスはチャンピオンズリーグにおいてネガティブになっているか？そうだね。彼らの国内での自信とでは雲泥の差があるよ。ユベントスはメンタリティの問題に直面している。ユベントスは情熱をもって彼らを倒すだけではなく、平静を保つべき時に差し掛かっている。」
また、ユベントスの選手達に関する質問受けたガットゥーゾは次のようにコメントした。
「ポグバは、（パトリック）ヴィエラを彷彿とさせるね。ビダルは気質的に私と似ているね。ただ違うのは、僕は単純に気性の荒い選手だったのに比べ、彼は得点まで決められる。まさに未来のＭＦと言うべきだね。まるで３０歳のときのマルコ・タルデッリ（ユベントスにも所属していた元イタリア代表ＭＦ）みたいだ。」
「モラタも好きだ。スピードとテクニックがあるね。そして得点能力も高い。テベスはもはやユベントスのエンブレムと化しているよ。卓越しており、決して諦めない姿勢の持ち主だ。もし、私が今ユベントスの若手選手を前にしていたら、 “あのアルゼンチン人を見ろ、そして学べ” と言うだろうね。」