C・ロナウド、ユベントスの“聖地” ヴィラール・ペローザでの一戦を怪我により欠席
2019/08/15
calciomercato.com
「ディバラにとっては正念場」
イタリアの盟主にとって「ヴィラール・ペローザ」は“聖地” と呼ばれ、シーズン開幕前の「お披露目」にあたる。
ユベントスのすべてといっても過言ではないFIAT車の創業者である、故ジョヴァンニ・アニェッリはこの地で生まれた。
現在はアニェッリ家の別荘として使用するこの地に選手たちが招待され、「ユベントスが何たるか」を会長の口から直接伝え聞く伝統行事だ。
その起源は諸説あるものの、ジョヴァンニの孫にあたる故ジャンニがこの地でユベントスのトップチームとプリマベーラで試合をするイベントを重要視した。
おおくのユベンティーニに囲まれて行われるファン待望の試合だが、クリスティアーノ(C)・ロナウドは左足の内転筋に違和感を感じたため、試合には出場しないようだ。
現地時間14日を開催を前に、ユベントスの公式サイトほかイタリア紙『TUTTO SPORT』が同日、伝えている。
フットボール界のアイコンの欠場は集まるユベンティーニにとって残念ではあるが、同紙は例年とは違う雰囲気を予想する。
『TUTTO SPORT』は「ディバラ、愛のテスト」と銘打ち「毎年恒例のヴィラール・ペローザでの紅白戦は『ラ・ホヤ(ディバラの愛称)』にとっては正念場となる」
「クラブが放出を望むディバラにとって、ユベンティーニの感情を測るリトマス試験となるだろう」と伝えている。
今シーズンの「お披露目」または「壮行会」の色が濃い一戦は、どのような内容のものになるのだろうか。
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