話題はマンチェスター・シティ率いるジョゼップ・グアルディオラ監督からも認められた戦術家がビアンコネーロにもたらすであろう変化にも及ぶ。

「サッリはユベントスにとって革命的な選択や何か非常に重要なものを象徴する存在になる。ユベントスにはそのような歴史があるとともに、多くのファンを抱えている」

「仮に彼らが“モダンフットボール”を展開するならば、イタリアサッカー界が発展するための大きな助けになる可能性がある」

さらにサッキ氏は紙面上でユベントスの次期監督候補にあがっていたグアルディオラとの具体的なやり取りを行っていたことも明かした。

「（ジョゼップ・）グアルディオラは私に『ユベントスとの間では何も起こらなかった』というメッセージを送った」

「彼は来シーズン、マンチェスター・シティでチャンピオンズリーグ優勝を目指すことをとても幸せに感じている」

カルチョ界の“先駆者”のお墨付きをいただく格好となったサッリであるが、「王朝の維持」という高いハードルを乗り越えるための手段を兼ね備えている、と期待したいところだ。