C・ロナウド、ティフォージの後押しに感謝「ファンタスティックな雰囲気だった」
2019/03/14
nzherald.co.nz
クルヴァとの不協和音は緩和か?
ユベントスは現地時間の12日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16にアトレティコ・マドリーと対戦。ホームのアリアンツ・スタジアムで1stレグのビハインドをひっくり返し、逆転でベスト8進出を決めた。
この試合でFWクリスティアーノ・ロナウドが、バロンドーラーとして抜群のパフォーマンスを披露。鋭い得点感覚でトリプレッタを達成し、チームを勝利へと導いた。
大一番での逆転を成功させたビアンコネーリの背番号「7」は試合後、『UEFA.com』の「(スタジアムは)ファンタスティックな雰囲気だったか?」という質問に対し、「ティフォージには感謝したい。本当に素晴らしかったよ。彼らは僕らを大いに助けてくれた」とスタジアムに集まったティフォージへ感謝の言葉を送っている。
今季、スタジアムのチケット代高騰により、クラブと一部のティフォージとの間には不協和音が生じていた。
そのことからクルヴァ・スッド(熱狂的なファンが集まるゴール裏)が応援をボイコットするのではないかとの噂も流れていたが、A・マドリー戦のスタジアムはチームを後押しする最高の環境を作り出した。またこの試合のチケット収入においては、公式戦過去最高額となるの550万ユーロにものぼったようだ。
ユベントスでのファーストシーズンからエースとして存分に力を発揮しているC・ロナウド。彼を筆頭に欧州の舞台で躍進するチームの姿は、クルヴァとの不協和音を緩和する要因になるのだろうか。
いずれにしても、このポルトガル代表FWが話すとおり、選手たちはティフォージからの声援を力に変え、一方のティフォージはチームの勝利を常に願っていることに変わりはないはずだ。
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