パンキーナ・ドーロ受賞のアッレグリ「これからもユベントスと歩むことを望んでいる」
「選手たちやクラブも称賛されるべきだ」
ユベントスを率いるマッシミリアーノ・アッレグリ監督は、チェルシーのマウリツィオ・サッリ監督やラツィオのシモーネ・インザーギ監督を抑え、見事イタリア人の最も優れた監督に送られる賞「パンキーナ・ドーロ」を受賞した。
現地時間12日、イタリア紙『Corriere dello Sport』がコベルチャーノで行われた授賞式の様子を伝えている。
アッレグリはこれまでに3度、同賞の受賞経験があり、2年連続となる今回の戴冠を含めれば実に4度目となる。
また、ファビオ・カペッロ氏、アントニオ・コンテ氏を上回る歴代最多の受賞者となった。
豊富な戦術知識と柔軟な采配でビアンコネーロをさらなる高みへと導くこの名将は「多くのプレッシャーを取り除いてくれるチームのスタッフに感謝したい」
「そして、選手たちやクラブも称賛されなければいけないね」と今回の受賞を喜びながらも周囲への感謝を口にした。
さらに、「これから先もこのクラブにいられることを望んでいる」と就任5年目となるクラブに愛着を持っていることも明かしている。
また、「我々の目標はリーグ8連覇、そして(UEFA)チャンピオンズリーグのタイトルを勝ち取ることだ」
「我々が少しばかりの運を持ち合わせているかどうか、見てみようじゃないか」
「最も重要なことは私たちが5月にどうなっているかを理解することだね」と今シーズンの目標を再確認した。
最後に、「年々コンペティションのレベルは上がっている。だから我々はより一層のクオリティーを持って試合に臨まなければいけない」
「スクデットを目標に掲げるうえで、ナポリやインテルには要注意だね」と連覇の難しさを語りつつライバルクラブを警戒した。
ビアンコネーリはここまで公式戦16試合を終えて、黒星を喫したのはわずか一試合のみと他の追随を許さない圧倒的な強さを見せている。
この好成績の裏には、対戦相手を隅々まで分析し、緻密な戦術を練り上げるアッレグリの努力が存在することは言うまでもないだろう。
その成果が、まさに「イタリアNo.1監督」に贈られる栄誉につながっているはずだ。