負傷者続出のユベントス、CLユナイテッド戦はきびしい“台所事情”に
2018/11/05
Sport360
智将アッレグリの手腕が試される
ユベントスは今シーズン無敗だ。公式戦14試合を戦い、いまだ無敗を貫いているが、その“代償”は徐々にチームを蝕(むしば)み始めているのかもしれない。
現地時間4日、イタリア紙『TUTTO SPORT』ほか各イタリアメディアが伝えている。
カリアリ戦で「股関節の痛み」を訴えて前半のみでピッチを後にしたWGドウグラス・コスタだが、左足の筋肉に損傷がみつかったようだ。
さらにチームのダイナモMFブレーズ・マテュイディも、右の股関節に打撲がみつかっている。
両選手はUEFAチャンピオンズリーグ(CL)マンチェスター・ユナイテッド戦への出場は不明だが、大事に至らないことを祈るばかりだ。
MFサミ・ケディラはカリアリ戦でベンチ入りしたものの、MFエムレ・ジャンを欠いた中盤の陣容を考えると予断が許されない状況がつづく。
カピターノであるDFジョルジョ・キエッリーニもケディラ同様ベンチに戻っており、明るい兆しをみせている。
今シーズン、大きな進化をみせているFWフェデリコ・ベルナルデスキも回復に向かっており、個別練習をつづけているようだ。
そして現在チームの“魂”ともいえるFWマリオ・マンジュキッチだが、当初カリアリ戦にベンチ入りが予想されていた。
しかし、練習中にふたたび足首を負傷しメンバー外となっており、CLグループステージ突破がかかるユナイテッド戦への出場も危ぶまれている。
CLが開催されるのは現地時間7日になる。今後の中2日の過ごし方が鍵となりそうだ。
このきびしい台所事情を智将マッシミリアーノ・アッレグリがいかにして乗り越えるか。その手腕が試されるユナイテッド戦となりそうだ。
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