アッレグリ、CL初戦を重要視「バレンシア戦が我々の行く末を左右する」
「C・ロナウドは世界最高の選手であり、大きなプライドを持っている」
ユベントスとって、マッシミリアーノ・アッレグリ監督をチームに招へいしてから、5度目のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)を迎える。
この指揮官は、4シーズンで2度、チームを決勝進出に導いた。しかし、いずれも苦汁をなめた。
だがユーベは今季、5度のCL制覇を経験するクリスティアーノ・ロナウドをレアル・マドリーから獲得。クラブは満を持して欧州制覇に挑む構えを示している。
その重要なCLの初戦。敵地メスタージャでバレンシアと対戦する。決して簡単な相手ではない。その上、同組にはマンチェスター・ユナイテッドといった強敵も入った。まさに混戦必須のグループだ。
それでもアッレグリは、グループステージの戦いに慎重な姿勢を示しながらも、これまで積み上げてきたものに自信を抱いている様子だ。
18日、CL開幕戦に向けた前日記者会見の席で自身の見解を語っている。
「確かに我々は優勝候補である4、5チームの中にいる。だが、それは何も与えてはくれない。落ち着いて、一歩ずつ進んでいくしかない」
「目標は最初の4試合で地位を確立すること。しかし、チャンピオンズは不思議なコンペティションであり、1つのエピソードが全てを変える可能性を秘めている」
「要するに我々は、まず明日のバレンシア戦のことを考える必要がある。厳しい相手であり、難しいスタジアムでもある。簡単な試合ではない」
「明日の試合が我々の行く末を左右する。もし結果がポジティブなものであれば、歩みは少し楽になるだろう。引き分けでもまだ悪くない。しかし、仮にネガティブな場合は苦難に満ちたグループとなる」
「C・ロナウドの加入? 彼は世界最高峰の選手であり、近年ではバロンドールやCLの得点王を(リオネル)メッシと争ってきた。だからこそ大きなプライドを持っているだろう」
「だがユベントスもここ4年間で2度のファイナルを戦い、他の2シーズンでは、バイエルンやレアル・マドリーにわずかなところで敗れた。自信を抱くには十分な過程を歩んできている」