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今節の対戦相手パルマにも話題及ぶ

“南部の雄”ことナポリとカルチョ界の覇権を握り続けているユベントス。両クラブが昨季のカンピオナートを巡る争いで4月までしのぎを削っていたことは記憶に新しい。

今シーズンも熾烈（しれつ）なスクデット争いに受けて立つビアンコネーロではあるが、カルチョを知り尽くしているチェーザレ・プランデッリ氏はナポリがユベントスを脅かす存在になるという見解を示している。

現地時間29日、イタリアメディア『Il Bianconero』がこの元イタリア代表指揮官のコメントを伝えている。

「リーグ戦2試合を終えた時点では、ここからユベントスがどのようになるのか分析することは極めて難しい」

「ここまでの戦いぶりを見て、ナポリのメンタリティには驚かされた。ユベントスにとって彼らは非常に危険な相手となるだろう」

またプランデッリ氏はセリエAの舞台への返り咲きを果たしたパルマにも視線を向けている。

「ドゥカーレ（パルマの愛称）はセリエAのレベルに値するクラブだ。彼らは打ち負かすことがほぼ不可能な相手であっても互角の戦いを演じようとするだろう」

「個人的な予想ではあるが、ロベルト・ダヴェルサ（パルマ指揮官）は徹底的に自陣のスペースを消し、素早いカウンターを仕掛けるだろう」

シーズン序盤では対戦相手に関わらず、確実に3ポイントを狙うユベントス。

名将カルロ・アンチェロッティの手腕により、更なる飛躍を遂げるであろうナポリと今季も90ポイント超のハイレベルな争いを繰り広げることとなるのだろうか。