ポルトガルの“新鋭”カンセロ、トリノ到着
2018/06/27
The Sun
メディカルチェック経て間もなく公式発表か
かねてより獲得を狙っていたバレンシアのSBジョアン・カンセロ(24)がついにトリノの地に降り立った。
このポルトガル人は、昨夏に行われたU21欧州選手権で自身の名を轟かせ、欧州ビッグクラブがこぞって熱視線を送っていた。
その中でもサイドバックの戦力強化を課題としていたユベントスは同選手の獲得に動いたものの、宿敵インテルとの争奪戦に敗れていた。
しかし1シーズンカルチョの世界に身を置いたカンセロを巡っては、インテルが5月末まで有効だった優先買取権を行使することができず、バレンシアに復帰。
そのバレンシアがファイナンシャル・フェアプレー(FFP)に関する問題を抱え、今夏の資金捻出が急務であったことから、ビアンコネーロ首脳陣が「3800万ユーロを3年分割で支払う」という条件で早急に交渉をまとめていた。
クラブの“功労者”であるSBステファン・リヒトシュタイナー(34)とMFクワドォー・アサモア(29)が別れを告げたことにより、今夏は特にサイドバックの新戦力獲得が優先事項となっていたユベントス。
1年前の苦い記憶を払拭する瞬間(とき)はすぐ側まで迫っている。
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