MOM：ガッティ 【7】
先制時には敵陣でアンティーチポを決めて深いエリアまで“一直線”。ボックス侵入からの折り返しがPSVを混乱に陥れ、マッケニーの先制ゴールを生み出した。守備での危機察知能力に攻撃での推進力。彼の効果的な動きが2-1の起点にもなっている。

ディ・グレゴーリオ 【6】 
クロスボールに対して的確な状況判断はできていたし、ペリシッチのヘディングシュートにも上手く反応した。ただ、失点時の鋭い左足の一発は防げず。

ウェア【7】
右サイドはティモシーを輝かせる「舞台」。積極的に敵陣へと駆け上がり、深い位置から何度も好機を演出。コロ・ムアニへのパスや後半のバングーラへの絶好球、30mほどの強烈なミドルシュートと勢いがあった。守備での落ち着きもあり、右SBとして新境地を開拓した感がある。

R・ヴェイガ【6】
守備フェーズではチャレンジやカバーが少し遅れるシーンも。ロングパスの精度はもう少し磨きたいところだが、彼の左足から繰り出されるスムーズなパスはチームのビルドアップを助けている。熱いパフォーマンスで後方を支えた。

ケリー【5】
コモ戦の途中出場に続き、CLの重要な試合で先発。ペリシッチとのマッチアップで不安をのぞかせ、失点時には同選手の切り返しにまんまと揺さぶられて完璧なシュートを打たせてしまった。フィットにはもう少し時間が必要か。