コープマイネルス 【6.5】
早々のCKで目の前のデ・シリオにゴールを許したものの、61分にはコロ・ムアニへのアシストで名誉挽回。ただボックス内で放ったシュートはマッケニーに妨げられ、60分の鋭いシュートもGKバスケスが好セーブ。パス回しやドリブル、セットプレーなどで特徴は見せながらも、やはり“ゴールの女神”からは見放されている。

ロカテッリ 【6】
17分にマレーに自身の背後のスペースを使われてヒヤリ。PK献上はVARの介入で取り消されたものの、GKディ・グレに厳しい状況を強いてしまった。とはいえ後半は自身の持ち味を取り戻し、守備的MFとして様々なエリアで相手を潰している。

N・ゴンサーレス（85分までプレー）【6.5】
攻撃フェーズでもう少し味方を使う選択肢は必要だったかもしれないが、ロベッシャータとヘディングでエンポリのゴールを脅かし、果敢な守備とドリブル突破で存在感を示した。エンポリに長い時間リードを許した中でも、彼の闘志がチームをゲームに踏み止まらせたことは間違いない。

マッケニー（85分までプレー） 【5】
前半に左ポケットからの折り返しでニコのバイシクルを引き出したのが一番の見せ場。その他はいつも以上にミスが多く、動き出しも不十分だった。コープのゴール前でのシュートをブロックしてしまったことが何よりも残念。

ユルディズ（65分までプレー） 【6.5】
前半は勢いこそあったが、エンポリ守備陣にプレーを読まれて沈黙気味。しかし、背番号「10」としての責任感は絶やさず、後半に彼のファンタジーアが火を吹いた。華麗なルーレットでマークをすり抜け、ウェアへのパスで2-1のゴールをお膳立て。交代は名残惜しかった。