「もちろん、イングランドにも良いプレイヤーがいるけど、イタリアではすべてが過ごし易いんだ」

「セリエA、イタリアという美しい国、対戦するチーム、この気候も体に染み付いている」

――今夏のメルカートの期間中、どのような心境でいましたか？

「夏の間、ずっと落ち着かなかったよ。落ち着いて終わる日なんて1日だってなかった」

「複雑な移籍だったのは分かっていたし、フットボールの世界ではどんなことでも起きるものだからね」

「眠れない日がつづいたある日の夜、ユベントスへの移籍が決定したんだ」

「それでも眠れなかった。その翌日、ベルガモからトリノへガールフレンドとタクシーで移動中、やっと現実に戻れたのさ」

「僕は『やっと終わった！』って叫んだよ」

「それが、プレッシャーから開放された瞬間だった。本当に安心したんだ」