伊杯ラツィオ戦で復調の兆しをみせたユベントス、リーグ戦でも“波”に乗り切れるか
古巣相手に“コンビ弾”なるか
ビアンコネーリは現地時間7日、アリアンツ・スタジアムにフィオレンティーナを迎える。
今年2月から“長いトンネル”に入っているユベントスだが、コッパ・イタリア準決勝1stレグ・ラツィオ戦では2-0の完勝を収めた。
敵将イゴール・トゥドール監督も称賛するほどの、試合展開をみせたヴェッキア・シニョーラ(ユベントスの愛称)。
今夜から再開されるカンピオナートでも、同様のパフォーマンスが求めたいところだ。
イギリスメディア『Sky Sport』ほかイタリア主要各紙は7日、フィオレンティーナ戦の先発メンバーを予想。
ラツィオ戦から先発が入れ替わるのは、GKヴォイチェフ・シュチェスニーのみになる可能性が高い。
マッシミリアーノ・アッレグリ監督もまた、ビアンコチェレスティ(ラツィオの愛称)との1stレグの良いイメージのままカンピオナートに戻りたいところだろう。
同監督は「20日間で状況を改善させる必要がある」とし、現地時間23日にアウェイでのコッパ・イタリア準決勝2ndレグに照準を合わせる。
また、今シーズン前半戦のような18試合無敗を誇ったチーム状態に戻したい意向を前日会見で強調した。
だが、指揮官の意気込みとは裏腹に今夏のメルカートでは、現在ボローニャの主力となっている選手たちの名前が多数浮上している状況だ。
しかし、ヴェッキア・シニョーラの首脳陣は、アッレグリ監督の続投を公言しているものの、今季終了後に「大改革」がおこなわれる雰囲気が高まっている。
カンピオナート残り8試合で来シーズンのチャンピオンズリーグ出場権を確保できるか。
その成績次第では、「第二次アッレグリ政権」の続投の可能性が高まるかもしれない。
アッレグリ監督が掲げた目標の勝ち点「70」の到達まで、ユベントスは残り「11」となっている。