また、イルディズはトップチームデビューを果たした今シーズンについて問われると「アメリカツアーでは、テレビの前でしか見たことのない選手たちが大勢いたのを覚えている」

「そんな彼らとともにトレーニングをし、一緒にプレーをした」

「ディーン（・ハイセン）も僕も、信じられないような気持ちだったよ。でもそれは現実だった」

「ウディネーゼ戦？ まさに“クレイジー”って感じだったね（笑）だって前日までピッチに立つとは知らなかったんだよ？」

「監督に『ウォームアップをしろ』と言われ、準備をしながら少し震えていたよ。とても緊張していたからね」

「呼ばれたときは信じられない気持ちだったけど、監督にとってはフットボールが第一だから、彼の言うことに従わなければならない」

「なぜなら彼が責任者だからね」と当時の感情を振り返った。

弱冠18歳にしてすでにトルコ代表でもゴールを記録するなど、その才能の片鱗を見せつけているイルディズ。

この俊英は果たして今後どのような成長曲線を描いていくのだろうか。期待したい。