「NEXT GENの誰もがトップチームに到達できるわけではない」

ジョヴァンニ・マンナ氏は長年ビアンコネーリのスカウトを務め、NEXT GENの立ち上げメンバーのひとりとして知られている。

昨年11月にクラブ首脳陣が総辞職したこともあり、急遽トップチームのSD（スポーツディレクター）に就任。

今シーズンより正式にSDとして、クリスティアーノ・ジュントーリFD（フットボールディレクター）とともにチームを再編成している。

マンナSDはその手腕を認められ、今年度のUSSIピエモンテ年間最優秀スポーツディレクター賞を授賞した。

イタリア紙『TUTTO SPORT』など多数メディアは11日、ユベントスのSDが受賞式の壇上で語ったスピーチ、そしてその後の質疑応答を抜粋して伝えている。

――NEXT GENからトップチームに加入した（WGサミュエル・）イリング、（MFケナン・）ユルディズ。

そして（MFファビオ・）ミレッティのようなジョカトーレは、コンスタントな出場機会を得られていません。

これはクラブが抱く、将来への道であることを示しているものなのでしょうか？

「彼らの昇格はスポーツ的な目的だけでなく、財政的な目的でもあり、人件費を削減できることにもなっています」

「また、セリエAのほかのチームにローン移籍し、重要な成績を収めてプレーしている12人の少年たちも忘れてはなりませんよ」

「セリエBでも、たくさんの少年たちが戦っています」