――つまり、ネラッズーリ（インテルの愛称）にとって、あのデルビーは“失敗”だったという意味ですか？

「すべてが失敗したわけではないさ。シモーネ（・インザーギ）はできることを良くやった」

「私が言及しているのはピッチで戦ったジョカトーレたちのことさ」

「インテルのジョカトーレたちが、今のユベントスと対峙すれば、そのレベルに気づいただろうからね」

――アッレグリが試合巧者だったと解釈していますか？

「マックス（アッレグリ監督の愛称）は、カンピオナートの戦い方をよく知っている人間だ」

「チーム内の環境をつねにポジティブに保つことに長けている。これはカルチョにとって重要な要素なんだ」

「それに現在ユーベはあらゆる面でリスタートしているクラブだ。先週の理事会でもそれが実証されたね」

「それにユベントスには多くの負傷者がいて、それらを考慮すると、インテル相手にもっとできたとは私には思えない」