「とくにドイツが優勝したイタリアワールドカップでのブレーメのプレーが好きで、父は僕にこの名前をつけてくれたようだね」

「父は昔、テレビでよくドイツ代表の試合をみていたし、ブレーメのプレーを熱心にみていたことを思い出すよ」

「僕の家族は3人兄弟だけど全員、父が尊敬している人物の名前がついているんだ」

――ナポリに復帰したワルテル・マッツァーリとは深い仲にあるようですね。その関係を教えてください。

「マッツァーリは僕にとって父親のような存在なんだ。イタリアに来たときは、あまりプレーする機会に恵まれなくてね」

「『なぜ自分は、この国に来てしまったのか…』と自問自答するくらい、最初のシーズンは本当に大変だった」

「『フットボールを辞めたい』とも思っていたとき、マッツァーリが僕を励ましてくれたんだ」