サッスオーロ戦で今季初黒星を喫したユベントスに指揮官「頭と体が繋がっていなかった」
「この敗北を今後の教訓にすべき」
ここまで順調な滑り出しを見せていたビアンコネーリだが、開幕5試合目でついに足を踏み外してしまった。
現地時間23日に行われたセリエA第5節でサッスオーロのホームに乗り込んだユベントスは、相手にリードを許した後にオウンゴール。
そして、FWフェデリコ・キエーザのゴールにより2回ネロヴェルディ(サッスオーロの愛称)に追いつくも、勝ち越しゴールを許し、結局2-4で今シーズンのリーグ戦初黒星を喫した。
この結果を受け、試合後にマッシミリアーノ・アッレグリ監督は「頭と体が繋がっていなかった」とコメント。
そして、「この敗北を今後の教訓にすべきだ」と述べ、3日後に迫ったレッチェ戦に向けて頭を切り替えた。
――一体全体、今日は何が起こったのですか? 精神的なことが原因ですか?
「今日は頭と体が繋がっていない日だったと言いたい。守備フェーズで危険を察知せず、あまりにも緩い守備をしてしまった」
「序盤に迎えた3~4回のチャンスでミスをし、それから相手に打たせた最初のシュートで失点してしまったわけだが…」
「そうはいっても、その前に何度かクロスを上げさせていて、大して危険なものではなかったとはいえ、チームが少しボーッとしているような感じはしていた」
「この試合は、今後の教訓とならなければならない」
「以前にも言ったことだが、我々はこれまで『奇才』ではなかったし、今だって『ポンコツ』なわけではないんだ」
「我々は成長していかなければならないチームであり、95分間一瞬たりとも集中力を切らしてはならない。これについて取り組んでいく必要がある」
――あなたは昨日の前日記者会見で「あまりにも浮かれすぎている」と話していましたが、そういったことはチームからも感じていたのですか?
4失点を喫したとはいえ、それらは崩された失点ではなく、いくつかのゴールは相手にプレゼントしたものでした。