――ユベントスではユース部門とトップチームの関係性ができています。あなたは17歳でトップチーム入りし、その後はローン移籍を繰り返してきました。

これまでの環境について思うことはありますか？

「イタリアには良いジョカトーレがたくさんいるのは事実だよ」

「残念だけど、彼らはあまりプレーさせてもらえないけど、それは彼らに準備ができていないということだと思う」

「それぞれのチームが『若い選手をプレーさせない』と決めているとは思えない」

「僕はプレーしたかったから、別の道を選び、そして現在の自分が出来上がったと感じている」

「後悔したことはないし、自分のやってきたことを誇りに思っているんだ」

「たくさんのチームでプレーすることで、僕は大きく成長できたと感じているからね」

「特に人格面でね。若い頃は、まだトップチームでプレーする準備ができていなかったように感じるんだ」

「僕の場合は、これまでのキャリアが自分自身を大いに助けてくれたと思うよ」

「だけど、プリマヴェーラからトップチーム入りし活躍するジョカトーレだっている」

「人それぞれ過ごすキャリアは違うし、誰もが違うキャリアをおくって当然だと思うよ」