Tuttosport

ペリンが窮地のチームを救う

迎えた後半、猛攻を仕掛けてくるスポルティングに対し、ビアンコネーリは集中した守りで得点を許さない。

互いにカウンターからゴールを目指す両チームだが、試合の流れは徐々にスポルティングが握り始める。

62分、ここでユベントスはフレッシュな選手を投入。ミリクとコスティッチに代えてFWドゥシャン・ヴラホヴィッチとMFニコロ・ファジョーリがピッチへ。

どうにか均衡を破りたいビアンコネーリ。すると73分、ついに試合が動く。

コーナーキックからヴラホヴィッチが頭でボールを落とすと、ディフェンダーに当たってこぼれたところをガッティがしっかりと押し込み1-0。ついに先制に成功する。

スコアが動いたことで試合展開にも変化が起きる。

前重心になっていくスポルティングに対し、ビアンコネーリが落ち着いた守備でゴールに“カギ”をかける。

85分、試合を締めるべくユベントスはディ・マリアとロカテッリを交代。

代わってMFポール・ポグバとMFレアンドロ・パレデスを送り出す。

スポルティングの攻撃を受け止め続けるビアンコネーリ。アディショナルタイムには絶望的なピンチを迎えるが、ペリンが2連続ビッグセーブで得点を許さない。

そして集中を切らさず徹底した守備を見せたユベントスが逃げ切りに成功。

試合を上手くクローズし、ホームで行われた1stレグに1-0と勝利した。

 

ユベントス 1-0 スポルティングCP

▼得点者
ガッティ 73′　

 

著者：J-JOURNAL 編集部 座間 遼祐