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「そんな今シーズン、差別の根絶へアクションを起こしたのはユベントスだけだ」

「そのユーベへ、FIGC（イタリアフットボール連盟）はナポリ戦（23日開催）で無観客のエリアを作ろうとしているそうじゃないか」

「勝ち点『15』が剥奪された詳細を私は知らないし、もうじき答えは出るとは聞いている」

「だが、目の前で起きた差別に対し、毅然した態度で応じたクラブへ、さらに罰を与えるつもりなのか？」

「今シーズンのFIGCの行動は目にあまる。とくにユベントスへの不平等な扱いは、もはや“虐殺”だよ」

「彼らは本来の仕事を忘れ、ユベントスを罰することだけに躍起になっている」と強い憤りをみせた。

四面楚歌（しめんそか）の状況に陥るビアンコネーリだが、この苦境を脱するには「勝利」という結果以外にないのかもしれない。