今季初タイトルを目指すユベントス、伊杯で優勝すれば“豪華”賞金も獲得可能に
優勝チームは総額約1200万ユーロを獲得
現地時間11日にローマのスタディオ・オリンピコで開催が予定されているコッパ・イタリア決勝戦に挑むビアンコネーリ。
同チームにとって、今季一度も勝てなかった宿敵インテルへのリベンジとなるだけでなく、今季に唯一獲得可能なトロフィーとなるため、いつもにも増して重要な一戦となるのは間違いない。
また、この試合はスポーツの観点だけでなく、優勝することで獲得できる賞金面においても負けられない一戦となるようだ。
9日付のイタリア紙『Corriere dello Sport』によると、決勝に進出したことで、ユベントスとインテルは、それぞれ約300万ユーロ弱の賞金を手にすることが決定しているという。
そして、優勝チームには、約450万ユーロの賞金に加え、スーペルコッパ・イタリアーナへの出場賞金となる約300万ユーロが自動的に保証されるようだ。
一方で、敗れたチームがもらえる賞金は約200万ユーロ。したがって、優勝チームと準優勝クラブの間に約550万ユーロの差ができる計算となる。
その上、スタディオ・オリンピコにはおよそ6万7千人近い来場者が見込まれており、過去最大となる約450万ユーロの収益が見込まれているとのこと。
そのため、その10%に値するレガ・カルチョへの分配金を除いた残りの収益が均等に両チームに分配されると、優勝チームは総額約1200万ユーロを手にすることになるようだ。
コッパ・イタリア決勝では、1965年以来となる57年ぶりにインテルと対決することになるユベントス。
過去に行われた2戦では、どちらもビアンコネーリが勝利しているが、11年ぶりにノータイトルで終える恐れがある同チームとしては、何としてでもトロフィーを持ち帰りたいところだ。
▼ コッパ・イタリア決勝戦・放送予定
《LIVE配信 12日 4:00より》
解説:細江克弥
実況:北川義隆
※変更の可能性あり