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出場権獲得決定は最終節に持ち越し

デルビー・ディタリアを3-2で制したビアンコネーリは、来シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ（CL）出場権獲得にわずかな望みを繋いだ。

現地時間16日、勝ち点「73」で5位にいたナポリはフィオレンティーナに2-0で勝利。その結果、勝ち点を「76」に伸ばし、3位に浮上。

ビアンコネーリと勝ち点「75」で並んでいたミランだがカリアリ戦で勝利すれば、来シーズンのCL出場権を獲得する状況にあった。

イギリスメディア『Sky Sport』はカリアリ戦中に「今シーズンのミランは、前半を0-0で終えると2敗3分の未勝利」と伝えていた。

ロッソネーリ（ミランの愛称）は、この大一番でもネットを揺らすことができず、スコアレスドローに終わった。

その結果、勝ち点を「76」にしか伸ばすことができず順位もナポリに追い抜かされ、4位。

現在、勝ち点「75」で5位のユベントスはセリエA最終節ボローニャ戦に勝利すれば、出場権獲得へわずかな望みが出てきた。

だが、ナポリとミランが最終節に勝利すれば、その時点でビアンコネーリはCLへの「道」が絶たれる。

しかし、イタリアの盟主が勝利し、両者のどちらかが勝利以外の結果に終われば、ユベントスは来季CLの出場権を獲得する。

ナポリは最終節、ヴェローナをホームに迎え、ミランはアタランタのアウェイに乗り込む。

今シーズンのセリエA最終節は、近年稀（まれ）にみるドラマが生まれそうだ。