【JJパジェッレ】セリエA第22節 ナポリ対ユベントス
著者:J-JOURNAL 編集部 オキナウェーゼ・宮城
1点が遠く不調のナポリに敗戦…首位追撃に足踏み
セリエA第22節が現地時間13日に行われ、ユベントスは敵地でナポリと対戦。
首位奪還を狙うビアンコネーリにとっては、連敗の続く相手から勝ち点3を獲得する絶好のチャンスだったが、スーペルコッパでの勝利とは裏腹に苦しめられて0-1と敗戦を喫した。
ユベントスは、コンパクトな陣容で中央を守るナポリの守備に苦戦。ゲームを支配しながらもゴールをこじ開けることができない。
すると28分、ナポリのセットプレー時に、ビアンコネーリのDFジョルジョ・キエッリーニがペナルティエリア内でファウルを犯してPKを献上。
それをFWロレンツォ・インシーニェにきっちりと決められ先制ゴールを許した。
そこからユベントスは、同点ゴールを狙い猛攻を仕掛ける。しかし、ナポリもGKアレックス・メレトの好セーブなどで堅守を維持。一歩も譲らない展開が続く。
さらに終盤も絶えず攻め続けたビアンコネーリだったが、最後までナポリの牙城は破れず。試合は0-1のまま終了。
イタリア王者がここ数試合で見せていた上位陣に対する追撃は、一時、足踏みとなった。
【試合結果】
ナポリ 1-0 ユベントス
【得点者】
31’ インシーニェ(PK)
ここからは、J-JOURNAL独自の視点によるパジェッレ(採点&寸評)を公開。ティフォージの皆さんは、この試合をどう見ましたか?
※平均点【6】、基本的には15分以上のプレーで採点
ユベントス 【6】
「Va bene ma non benissimo(良いが非常に良いわけではない)」。そんな試合の結末だった。ビアンコネーリのシュート数24本に対し、相手のシュート数は8本。ボール支配率でも63%と上回っていた。それでも勝てないのがカルチョの世界。何度もあったチャンスをモノに出来ず頭を抱えるシーンが目立った。コンパクトな守備も然ることながら、最後の砦としてゴールを死守したナポリGKメレトにMOMを与えたい。
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