Corriere dello Sport

「現在のイタリアで唯一、欧州の舞台で戦えるクラブ」

ビアンコネーリの伝説的なGM（ゼネラルマネージャー）ルチアーノ・モッジにとってもバルセロナ戦での古巣の戦いは、予想外に映ったようだ。

イタリアメディア『TUTTOmercato.web』は10日、モッジのコメントを伝えている。

元ビアンコネーリのGMはUEFAチャンピオンズリーグ（CL）バルセロナ戦について問われると「あのユベントスが完璧？ 俺はそうは思わなかった」

「だが、現在のユベントスがヨーロッパでも充分に戦える資質を示した一戦だったように感じたよ」

「彼らはチームの勝利のために自分自身を犠牲にする方法を知っていたし、勝利への願望とクオリティを持っていることを示してくれた」

「あの勝利で（アンドレア・）ピルロが優秀か、そうじゃないかはあのバルセロナ戦で決まるわけじゃない」

「だがバルサ相手に臆せず戦った。これは近年みることができなかった、かつてのユベントスだったよ」と自身の見解を示した。

つづけて「重要なのは、長期的にヨーロッパの舞台で戦う意志があるのなら、あの心意気でどの試合にも臨む必要があるってことだよ」

「現在のイタリアでユベントスは唯一、欧州の舞台で戦えるクラブだからな。彼らがカンピオナートでそれをほかのクラブに教えていく必要がある」

「でなければ、カルチョが今後もヨーロッパで勝てなくなるだろうな」と古巣にセリエA全体の底上げを期待しているようだ。

 

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