ユベントス指揮官ピルロ、“盟友”インザーギとの対決に「彼のことは良く知っている」
「ベネヴェントはタフな相手」
ビアンコネーリは、現地時間28日にベネヴェントのスタディオ・チーロ・ヴィゴリートで開催されるセリエA第9節でベネヴェントとの対戦に挑む。
今回も、新型コロナウイルスの感染拡大によりピエモンテ州の感染者数が急増していることを受けて、ユベントスは27日に予定されていた前日記者会見の中止を決定。
これを受けてクラブ公式チャンネル『JTV』のマイクの前に登場した指揮官のアンドレア・ピルロは、「ベネヴェントはタフな相手だ」と述べて警戒を強めた。
イタリア紙『TUTTO SPORT』など複数紙が同日、インタビューに応じたピルロのコメントを伝えている。
――明日の試合について話し始める前に、ディエゴ・アルマンド・マラドーナについて個人的な思い出を語ってもらえますか?
「マラドーナは我々全ての少年たちのアイドルだったし、フットボーラーにとってのカルチョの神だったよ」
「私が初めて見たワールドカップ(W杯)は1986年メキシコ大会だったんだけど、彼はその大会で優勝したアルゼンチン代表のメンバーの1人だったね」
「あの時私は庭に行って、彼がイングランド戦で決めた5人抜きのゴールを真似しようとしていたのを覚えている」
「それが、フットボール史に永遠に残る唯一無二のジョカトーレの忘れられない思い出だよ」
「幸運にも私は何度か彼に会うことができたし、思い出の写真も撮った。今でもその時の写真を大切にしているよ」
――ベネヴェント戦はどのような試合になると予想していますか?
「タフなチームと対戦する難しい試合になると思っているよ。相手の監督のことは良く知っているし、彼がどのような試合をすることを望んでいるかも良く分かっているよ」
「彼らがスペースを消し、カウンターを仕掛ける機会を伺いながら全力で挑んでくることを想定し、最初からすぐに集中した姿勢で試合に臨む必要がある」
「とはいえ、どの試合でも相手がこのような戦いを挑んでくることはもう分かっていることだから、我々はそういう試合になることを想定して試合を準備したよ」