敵地で3-0の完勝。合計スコア5-1でベスト8進出
集中した守備と的確な攻撃を披露
本日行われたシグナル・イドゥナ・パルクでのドルトムント戦は、ユベントスが敵地ながら3-0で勝利。ホームゲームとの合計スコアを5-1とし、チャンピオンズリーグベスト8進出を決めた。
ホームでの1stレグを2-1で終えていたため、ユベントスとしてはアッレグリ監督が記者会見で話した通り、少なくとも1得点を決め次なるラウンド進出に確実性を持たせたい試合であったが、試合は開始早々に動いた。試合開始直後の3分、左サイド付近でユベントスがボールを持つと、モラタのパスを受けたテベスが落ち着いて狙い澄まし右足を振り抜く。ほぼ回転の無かった強烈なシュートは、GKヴァイデンフェラーの待つゴール左上に決まった。
ユベントスは、早々に試合を有利とするが、その後はドルトムントの集中したパス回しにより長い時間守備に集中しなければならない時間帯が続く。しかし、それに対してユベントスは守備に人数を割き、集中した守りから素早いカウンターで攻撃のチャンスを伺う。
ユベントスが2点目を決めたのは69分。この試合でテベスと前線を組んだモラタが決めた。
中盤で上手くパスを回していたユベントスに対し、ドルトムントがディフェンスラインを上げてプレスを強めると、隙を見計らったテベスが抜け出し、それに反応したマルキージオがスルーパス。モラタも前線に走りこむと、ドリブルを仕掛けたテベスが、最後はゴール前でモラタにパス。モラタは落ち着いてゴールに流し込んだ。
この得点でドルトムントの戦意を減退させると、ユベントスが3得点目のゴールを決めた。
78分、MFのペレイラがドリブルで素早いカウンターを仕掛けると、前線に走りこんでいたテベスへダイレクトパス。DFをかわすように上手く右へトラップすると、迷うことなく右足を振り抜いた。シュートはGKヴァイデンフェラーの逆を突いてゴール真ん中へ決まる。
ユベントスは、2季ぶりとなるチャンピオンズリーグベスト8を決めた。本日バルセロナvsマンチェスター・シティの一戦(1-0。合計スコア:3-1)も行われたため、ベスト8が全て出揃った。ユベントスは、レアル・マドリード、アトレティコ・マドリード、バルセロナ、バイエルン・ミュンヘン、ポルト、PSG、モナコのいずれかのクラブと対戦することになる。