選手時代にユベントスに在籍。在籍した1992年から1996年の間にスクデット、コッパ・イタリア、チャンピオンズリーグのタイトルを獲得している“Silver Fox”ことファブリツィオ・ラヴァネッリ氏（現在４５歳）。ラツィオ時代にもスクデットを獲得している名選手であったラヴァネッリ氏が、今週末に行われるラツィオvsユベントスを前に、両クラブについて自身の見解を述べている。『Il Messaggero』が伝えた。
「私はどちらのクラブにも所属していた。」
「そして、どちらのクラブでもタイトルをものにした。ラツィオは特に“ホーム”と感じることができていたし感謝しているよ。父親が亡くなるときもそばにいさせてくれたからね。週末の一戦は素晴らしい試合になると確信しているよ。」
「ユベントスがイタリア最強であるというのは本当のことだろう。しかし、ラツィオも良いチームだ。もちろんユベントスを負かす力はあるだろう。上手くプレーすれば、アッレグリのチームを苦しめることはできるはずだね。」
「私は彼ら（ラツィオ）が今イタリアで３番目に強いチームだと考えている。これは私がシーズンの始まる前から言っていたことだよ。もし、今ラツィオのディフェンスに、リーダーでありカリスマタイプであるネスタ（ラツィオ時代に共に所属）のようなＤＦがいれば、ユベントスやローマと共にタイトル争いを繰り広げることが出来ていただろうね。」
「この試合は、ラツィオにとって最重要試合の１つだろう。でも決定的な試合になるわけではない。もしこの試合で負ければ、ラツィオは今のままの歩みを続けるだろう。しかし、もし勝てば最高のプロセスを踏むことができる。」
スタディオ・オリンピコが舞台となるセリエＡ第１２節のラツィオvsユベントスは、11/22（日本時間11/23/4:45キックオフ）に行われる。
おまけにラヴァネッリ氏の現役時代のゴール集をどうぞ。