リヒトシュタイナー契約延長交渉は難航。冬で移籍の可能性も
ユベントスに2011年に加入し、スクデット3連覇獲得に貢献してきたリヒトシュタイナー。先日のチェゼーナ戦でもゴールを決め、右サイドの重要なレギュラーとしての存在感を示していた。
2015年でユベントスの契約が切れるため、今季に入ってから契約延長に関して話題となっていたリヒトシュタイナーであるが、『Tutto Sport』は、リヒトシュタイナーが契約延長を行使しない構えであると報道している。
報道によると、数日前に行われたリヒトシュタイナーの代理人であるフェデリコ・パストレッロ氏との会談の際、パストレッロ氏が現在の年棒よりおよそ130万ユーロ引き上げた300万ユーロの年棒を要求したところ、ユベントス側が要求を拒否したとのこと。リヒトシュタイナーサイドは、要求が承諾されなかったことで、契約延長を行使しないと決断したようだ。
しかし、2015年で契約が切れるため、ユベントス側の見解としては、来夏ではフリートランスファーでの放出となってしまい損失。したがって、可能性としては、冬のマーケットでの放出も有り得るようだ。ただ、アッレグリ監督の戦術上のプランにおける重要選手と位置付けられているため、ユベントスとしては契約延長を実現させたいという見方が強い。
現段階では、互いの要求に関して、リヒトシュタイナーサイドが折れるか、ユベントスサイドが折れるかといったところだろう。いずれにしても、これまでのユベントスの躍進に貢献してきたことを考慮すると、放出という決断はマイナスになりかねない。一方で、リヒトシュタイナーとの交渉失敗に際して、ミランDFイニェツィオ・アバーテやバルセロナDFダニエル・アウべス獲得に動くという噂も浮上している(9/19/ユベントス・ジャーナル/マーケットにて)。今後の展望が気になるところだ。
なお、リヒトシュタイナーには特にPSGが関心を抱いていると噂されている。