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「トリノの街でおおくを学んだ」

ユベントスの下部組織出身であるSBレオナルド・スピナッツォーラは昨シーズン、随所で光るプレーを見せ、チームの躍進に貢献した。

しかし、今夏のメルカートでは財政的な理由によりクラブを退団。ローマへと完全移籍を果たしている。

おおくのユベンティーニに別れを惜しまれながらチームを去ったこのイタリア代表だが、本人もビアンコネーロに恩義を感じているようだ。

イタリアメディア『Calciomercato.com』は現地時間12日、同選手の古巣に向けたメッセージを伝えている。

アタランタから復帰後、わずか1年でユベントスを退団することとなったこの26歳は「昨シーズンは本当に幸せだった。トリノで得た経験は、僕の想像をはるかに超えていたよ」

「1年目にしてチームの団結力や、日々のプレッシャーに打ち勝つこと、そして異なるメンタリティ。それらすべてを感じることができたんだ」

「これらは今まで味わったことのないものだった」とこの1年を振り返る。

つづけて「ユベントスでたくさんのことを学んだ。怪我により成長が止まることあったが、それはメンタルを育てることにも繋がった」

「クラブには感謝を伝えたい。僕はあそこで勝者のメンタリティや、ピッチ内外における王者の立ち振る舞いを見た」

「いま、自分はベストを尽くすのに適した年齢にあると感じているよ」とコメント。古巣への感謝の思いを口にした。

昨シーズン、限られた出場機会でその才能の片鱗を見せつけたスピナッツォーラだが、この“功労者”の新天地でのさらなる飛躍を期待したい。