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選手と監督、フロント陣との「パイプ役」にこれ以上ない“逸材”を確保へ

昨シーズンをパリ・サンジェルマン（PSG）で過ごしたジャンルイジ・ブッフォン（41）。フランス王者との契約は、6月30日をもって満了を迎えた。

メルカートが開場を迎えた7月1日、イタリア紙『Corriere de Torino』ほか、『Rai sport』などイタリア多数メディアはビアンコネーロの伝説的な守護神の復帰が近づいていることを伝えている。

『Corriere de Torino』は「ユベントスはブッフォンの復帰をもうまもなく発表するだろう。クラブはこの守護神と1年の契約を結ぶ」と主張。

『Rai sport』などは「ジジ（ブッフォンの愛称）の帰還に関する手続きはすべて完了した。残すは公式発表のみ」と伝えている。

年俸は150万ユーロから200万ユーロと各メディアばらつきがあるものの、PSGでの年俸492万ユーロ（推定）のおよそ半分以下になる見込みだ。

ユベントスと苦楽を共にしたブッフォンとの“間柄”だからこそ、なせる契約だろう。だが、この加入にはチームへの恩恵は計り知れない。

マウリツィオ・サッリを新指揮官に迎えた新チームにとって、選手と監督、そしてフロント陣との「パイプ役」には、これ以上ない逸材だからだ。

昨シーズンをもって現役を退いたアンドレア・バルザーリのコーチ就任も確実視されており、イタリア王者は盤石の“布陣”で新シーズンを迎えることができそうだ。