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ローマが来季CL出場権逃すと…

インターナショナルマッチウィークを迎えると、専ら周囲の視線は「メルカート」に集まる。

ビアンコネーロが今夏に迎える可能性のある新戦力として、フィオレンティーナのWGフェデリコ・キエーザ（21）やジェノアのアルゼンチン人CBクリスティアン・ロメロ（20）などの名前が紙面を賑わせている。

中でもイタリア紙『TUTTO SPORT』は現地時間19日、ローマのMFニコロ・ザニオーロ（19）の今後に関する予想を展開している。

同紙はトレクァルティスタ（トップ下）で輝きを放つこのイタリア代表の将来は「所属クラブの今季リーグ戦における成績に左右される」と報道。

ジャッロロッシ（ローマの愛称）は第28節終了時点で来季UEFAチャンピオンズリーグ（CL）出場圏外の5位となっている。

テーブル上では4位ミランとの勝ち点差は「4」であるとはいえ、欧州最高峰の舞台への権利を逃すことになると資金面のやり繰りから主力放出も迫られるものとみられる。

また2023年まで契約期間を残しているザニオーロを巡っては、レアル・マドリー、マンチェスター・ユナイテッドなどイタリア国外クラブも熱視線を送る中、ユベントスがすでに6000万ユーロの巨額オファーを提示した可能性があるようだ。

ファビオ・パラティチ体制のもと、イタリア国内の将来性豊かなジョカトーレに対する関心を強めるビアンコネーロであるが、水面下ではこの19歳のタレントを射程に捉えているかもしれない。