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約4週間ぶりの先発復帰へ

FWマリオ・マンジュキッチは今夏、母国クロアチアにワールドカップ準優勝の栄誉を授けるのに貢献した一人だ。

しかし、その代償は計り知れないものなのだろう。疲労を溜め込み、「昨シーズンよりも動きに精彩を欠いている」と印象を一部メディアには与えていた。

その“印象”は悪い方向で的中する。現地時間10月20日のジェノア戦、81分にピッチを退いた。

同23日にUEFAチャンピオンズリーグ（CL）マンチェスター・ユナイテッド戦を見据えた交代に思われたが、筋肉系のトラブルでの負傷だったようだ。

同11月7日のユナイテッド戦では約3週間ぶりにピッチに立ったが、92分からの投入では困難を極めるのは当然だろう。

イタリア紙『TUTTO SPORT』は9日、「ユナイテッドとの想像を絶する敗北への答えを探している」と見出しをつける。

その答えは「落ち着きとバランスを取り、『魂』を取り戻せるマンジュキッチの復帰にある」と高く評価する。

ユベントスは、ユナイテッド戦で今シーズン初の敗北を喫し、少なからずメンタルに影響するはずだ。

ミラン戦で先発復帰が濃厚なマンジュキッチだが、常勝軍団をふたたび“軌道”に戻すことを期待されている。