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2500万ユーロ以下のオファーは却下か

ユベントスのCFモイーズ・キーン（18）は今夏退団報道から一転してクラブに留まる可能性があるようだ。14日、イタリア紙『TUTTO SPORT』がこれを伝えている。

このヤングスターは2016/17シーズンにセリエAとUEFAチャンピオンズリーグ（CL）の舞台で立て続けにデビューを飾り、イタリア国内外から熱視線を浴びていた。

ただ昨季はエラス・ヴェローナへ武者修行に出たものの、終盤に負傷を抱えたこともあり、公式戦12試合の出場にとどまっている。

不本意なシーズンを過ごしトリノに戻ってきたキーンの去就を巡っては、パルマやウディネーゼをはじめとする国内クラブの他にもボルシア・ドルトムントやモナコも獲得に興味を示していると伝えられている。

中でもこの夏にユベントスからDMFロランド・マンドラゴラ（21）を2000万ユーロで獲得したウディネーゼは新たなストライカーを迎え入れるべく、この若武者をリストアップしている模様。

しかしイタリア紙『La Gazzetta dello Sport』が報じるところによると、ビアンコネーロ首脳陣は2500万ユーロ以下のオファーには耳を傾けない姿勢を見せていることに加え、買戻し条項の付帯も求めていることから、ウディネーゼはキーン獲得を諦めるかもしれない。

またユベントスのジュゼッペ・マロッタCEOはこの類い稀な才能の持ち主を来年1月までクラブに留めることを考慮しているものとみられる。

さらに同選手の代理人を務めるミノ・ライオラ氏も他クラブからのオファーを考慮した上で残留に傾くようだ。