「状況に応じてあらゆるフェーズでプレーできる」

インターナショナルマッチウィークによりW杯出場を懸けた戦いが繰り広げられる中、ユベントスからも数人の選手たちが母国の代表として活躍している。

トルコ代表のFWケナン・ユルディズもその1人だが、同選手の起用法について指揮官のヴィンチェンツォ・モンテッラが意見を述べている。

イタリア紙『La Gazzetta dello Sport』が17日、このイタリア人監督のコメントを伝えた。

「まず、忘れてはいけないことはケナンはまだ20歳で、その年齢で明確にポジションが決まっている選手を見つけるのは稀だということ」

「彼をピッチの特定のエリアや役割を明確に決めてプレーさせることは、さらなる成長や発展の機会を阻害することになりかねない」

「私はケナンを左サイドで起用し、非常にいいプレーをしているね」

「しかし、フォーメーション、チームメイト、対戦相手と状況に応じてFWの背後やセカンドトップとしてもプレーできる」

「彼は速攻でも遅攻でもあらゆるフェーズで優れたプレーが可能で、さまざまなことを上手くこなし、どこでも能力を発揮することができるんだ」

一部のメディアでは、ビアンコネーリのルチアーノ・スパレッティ監督がユルディズを”偽9番”としての起用する可能性を示唆している。

今後、指揮官はこのポテンシャルを秘めた“フオリクラッセ（規格外の選手の意）”の起用法について、どのようにイメージを膨らませているだろうか。