戦列復帰は1月か

FWアルカディウシュ・ミリク（30）の復帰が近づいている。

イタリア紙『TUTTO SPORT』は現地時間17日、このポーランド代表の復帰時期と、ビアンコネーリの今冬のメルカートの立ち回りについて報じた。

今年6月、ウクライナとのEURO2024に向けたテストマッチに出場したこの30歳だが、開始５分で左ひざを負傷。ピッチを後にしている。

当初の予定ではシーズンの序盤に復帰できる見立てだったミリク。

しかし10月に状況は一変。左ひざの状態が芳しくなく、再手術を受けふたたび離脱を強いられている。

この影響を受け、センターフォワードがFWドゥシャン・ヴラホヴィッチただひとりのみという状況でシーズンを戦っているユベントス。

このセルビア代表の負担を軽減するためにも、今冬にストライカーの補強を行うことが予想されている。

しかし同紙によると、ミリクは12月中旬にトレーニングに復帰し、１月には戦列に戻ると予想。

そのためミリクがコンディションを取り戻せた場合、前線の補強は行わず、DFグレイソン・ブレ―メルやSBフアン・カバルの離脱した最終ラインへの投資に専念する可能性があるようだ。

とはいえティアゴ・モッタ監督のもとでは１度も公式戦出場経験がないミリク。

この新指揮官の求める水準までコンディションを取り戻すことができるか。復帰後の状態が今後の明暗を分けそうだ。