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チームはコッパ・イタリア制覇と来季CL出場を目論む

ラツィオのスポーツディレクター（SD）イグリ・ターレ氏はこの冬、各国ビッグクラブに狙われているMFセルゲイ・ミリンコビッチ=サビッチを守りきった。そして今シーズンの目標を語った。25日、イタリアメディア『Mediaset Premium』が伝えている。

ターレ氏は「セルゲイ？ 昨夏に7000万ユーロ相当のオファーを受け取ったのは確かだ。しかし却下した」と過去をふり返った。セルビア代表MFはかねてよりマンチェスター・ユナイテッド、レアル・マドリード、パリ・サンジェルマン、そしてユベントスが熱視線を送っている。

「チームは目標を達成するために作られている。今シーズン終了までメルカートの混乱を招くことはもうないだろう」と冬のメルカートが無事に終わったことに安心感を示す。また「メディアは噂を作るのが仕事の一部であり、我々はそれらと一緒に過ごしていくことを学ぶ必要があるね」とコメント。

今シーズンの目標について問われると「ラツィオはよりビッグクラブになるべく、選手たちと共に努力していくつもりでいる。我々はそのために多くのことが必要だ」

「我々はコッパ・イタリアに勝ち、UEFAチャンピオンズリーグ（CL）の資格を得たいと思っている。 我々はUEFAヨーロッパリーグ（EL）を軽視するつもりはない。だが、基本的な目標は（セリエA）トップ4でフィニッシュしなければならないね」と語っている。

現在22歳ながら市場価格は1億ユーロとも囁かれるミリンコビッチ=サビッチ。世界中から熱視線を送られているラツィオが誇る背番号「21」は、今シーズン終了後どのチームを選択するかに注目が集っている。